专利摘要:

公开号:WO1990012786A1
申请号:PCT/JP1990/000526
申请日:1990-04-23
公开日:1990-11-01
发明作者:Kinji Hashimoto;Makoto Inoue;Junichi Minamikawa
申请人:Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc.;
IPC主号:A61K31-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 3 —ノヽ ロゲノ 一 2 , 3 —ジフヱニルアク リルアル デヒ ド誘導体、 その製法及び高脂質血症治療剤
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は新規な 3 —ハロゲノ ー 2 , 3 —ジフエ二ルァク リルアルデヒ ド誘導体、 その製法及び該誘導体を含む高脂 質血症治療剤に関し、 該誘導体は消炎鎮痛剤と してのジフ ェニルチオフエン誘導体の合成中間体と しても有用である。
[0005] 従来技術とその課題
[0006] 本発明の目的は、 消炎鎮痛剤の合成中間体として、 また それ自体高脂質血症治療剤等の医薬品と して有用な新規化 合物を提供することにある。
[0007] また本発明の他の目的は、 上記化合物の大量供給手段を 提供することにある。
[0008] 更に本発明は新しい高脂質血症治療剤及び高脂質血症の 治療及び予防方法を提供することをも目的とする。
[0009] 発 明 の 開 示
[0010] 本発明によれば、 下記一般式 [ 1 ] で表わされる 3 —八 ロゲノ ー 2 , 3 —ジフヱニルアク リルアルデヒ ド誘導体及 びその製造方法が提供される。 0 H C ,Y
[0011] [ 1 ]
[0012] R S ( 0 ) n X 〔式中 Rは炭素数 1〜 6のアルキル基を、 X及び Yはそれ ぞれ独立してハロゲン原子を、 また nは 0、 1又は 2を それぞれ示す。 〕
[0013] 本発明者らは鋭意研究の結果、 上記一般式 [ 1 ] の化合 物の製造に初めて成功し、 該化合物が消炎鎮痛剤と して有 用な後記式 [ 7 ] で表わされるジフヱ二ルチオフェン誘導 体の合成中間体と して有用であることを見出し、 また該化 合物がそれ自体脂質低下作用を有し、 例えば高コレステロ ール血症、 高ト リ グリセリ ド血症、 高リ ン脂質血症、 高遊 離脂肪酸血症等の高脂質血症の治療及び予防剤と して有用 であることを見出した。 本発明はこの新しい知見に基づき 完成されている。
[0014] 本明細書において、 Rで示される炭素数 1〜 6のアルキ ル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプ 口ピル、 プチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシル基等の 直鎖又は分枝鎖状アルキル基を例示できる。 また X、 Y及 び Zで示されるハロゲン原子には弗素原子、 塩素原子、 臭 素原子及び沃素原子が包含される。 特に上記一般式 [ 1 ] 中 Xが弗素原子であり、 Yが塩素 原子である化合物は好適である。
[0015] 本発明誘導体は種々の方法、 より具体的には下記反応式 一 1に示す方法により製造できる。
[0016] 〈反応式一 1〉
[0017] [2 ] [ 3 ]
[0018] ル イ ス
[0019] R S (0) n X
[0020] [4]
[0021] 0 H C ,Υ
[0022] Ν, Ν—二置換ホルムァ ミ ド
[0023] 酸化ハ口ゲン化物
[0024] R S (0) η X
[0025] [ 1 ]
[0026] 〔各式中 R、 X、 Y及び nは前記に同じ。 Zはハロゲン原 子を示す。 〕
[0027] 上記反応式一 1において出発原料と して用いられるハロ ゲン化フヱニルァセチル誘導体 [2 ] は、 相当するフエ二 ル齚酸誘導体を求核性ハロゲン化剤、 例えば塩化チォニル、 臭化チォニル、 五塩化燐、 三塩化燐、 ォキサリ ルクロ リ ド 等と反応させることにより、 ほぼ定量的に収得できる。
[0028] 上記反応式一 1において、 ハロゲン化フヱニルァセチル 誘導体 [2] とハロゲノベンゼン誘導体 [ 3] との反応は、 一般に適当な溶媒中又は無溶媒で、 通常のルイ ス酸の存在 下に実施できる。 特に本反応ではハロゲノベンゼン誘導体
[0029] [3] が寧媒を兼ねることもでき、 この場合反応後の化合 物 [3] の回収が容易であるため、 無溶媒で実施されるの が好ましいが、 通常の各種不活性有機溶媒、 例えばジクロ ロメ タン、 1 , 2—ジクロロェタン、 二硫化炭素等を用い ることもできる。 また用いられるルイス酸と しては、 通常 の各種のもの、 例えば塩化アルミニウム、 四塩化チタ ン、 塩化第二鉄、 塩化亜鉛、 三弗化硼素ジェチルエーテル錯体 等を例示できる。 該ルイス酸の種類及びその使用量はそれ ぞれの反応性や選択性等を考慮して適宜選択できる。 一般 にその使用量はハロゲン化フヱニルァセチル誘導体 [2] に対して、 通常約 1〜約 5倍モル量程度、 好ま しく は約 1 〜約 2倍モル量程度の範囲から選ばれるのがよい。 本反応 の温度条件と しては約— 1 0°C〜約 1 0 0 °Cの範囲が採用 できる。 好適な反応操作の手順は、 ①ハロゲノベンゼン誘 導体 [3] とルイス酸との混合物中にハロゲン化フヱニル ァセチル誘導体 [ 2 ] を加えるか又は②ハロゲノベンゼン 誘導体 [ 3 ] とハロゲン化フエニルァセチル誘導体 [ 2 ] との混合物中にルイ ス酸を加えるかのいずれかに従うのが よい。 いずれも反応は通常 3〜 3 0時間程度で完結する。
[0030] 反応終了後、 目的とするデソキシベンゾイ ン誘導体 [ 4 ] は常法に従い分離できる。 例えば反応混合物を希無機酸水 溶液中に入れて分解し、 生成固体を伊取し、 適当な有機溶 媒に溶解し、 洗浄後、 有機溶媒を除去すればよい。 また上 記固体を 取した^液から有機層を分取し、 蒸留すれば未 反応のハロゲノベンゼン誘導体 [ 3 ] を回収できる。
[0031] かく して得られるデソキシベンゾイ ン誘導体 [ 4 ] は、 次いでこれを N, N—二置換ホルムア ミ ドと酸化ハロゲン 化物とを用いて処理することにより、 所望の本発明誘導体
[0032] [ 1 ] に変換できる。 この反応においても N , N—二置換 ホルムア ミ ドが溶媒をも兼ねるので、 別途に溶媒を用いる 必要はないが、 例えばクロ口ホルム、 トルエン、 ベンゼン、 1, 2 —ジク ロロエタ ン等の無水の不活性有機溶媒を用い ることもできる。
[0033] 上記において用いられる N, N—二置換ホルムア ミ ドと しては、 公知の各種のもの、 例えば N, N —ジメチルホル ムア ミ ド、 N, N —ジェチルホルムア ミ ド、 N —メチル一 N —フヱニルホルムア ミ ド等を例示できる。 また酸化ハロ ゲン化物と しても公知の各種のもの、 例えばォキシ塩化燐、 塩化チォニル、 ホスゲン等を使用でき、 之等の内ではォキ シ塩化燐が好ましい。 之等酸化ハロゲン化物の使用量は、 デソキシベンゾイ ン誘導体 [ 4 ] に対して通常約 1〜約 1 0倍モル量程度、 好ま しく は約 3〜約 4倍モル量程度と されるのがよい。 反応温度は約 0〜約 1 5 0 °Cの範囲とす るのが適当である。
[0034] 上記反応混合物からの本発明誘導体 [ 1 ] の分離は、 通 常の手段により行ない得る。 該手段としては例えば反応混 合物を氷水中に入れて加水分解後、 適当な溶媒で抽出する 方法を例示できる。 また、 得られる本発明誘導体 [ 1 ] は、 慣用の精製手段、 例えば溶媒抽出法、 再結晶法、 カラムク ロマ トグラフィ 一等により精-製できる。
[0035] 上記反応式一 1 に示した本発明誘導体 [ 1 ] の製造方法 は以下 利点を有し、 特に大量合成が可能な点により好ま しいものである。
[0036] Φ 原料、 試薬が安価で入手容易である。
[0037] ② 試薬及び反応中間体の取扱上の危険性が殆んどない。
[0038] ③ 再現性がよく良好な収率で高純度の生成物が得られる。
[0039] 更に、 本発明の 3 —ハロゲノ 一 2 , 3 —ジフエ二ルァク リルアルデヒ ド誘導体 [ 1 ] は、 消炎鎮痛剤と して有用な 下式 [ 7 ] で表わされるジフエ二ルチオフ ン誘導体 (例
[0040] ,? えば特開昭 5 8— 1 5 9 4 8 9号公報参照) の合成中間体 と して有用である。 本発明誘導体 [ 1 ] からの該ジフエ二 ルチオフェン誘導体の製造方法と しては、 例えば下記反応 式一 2に示す方法を採用できる。
[0041] 〈反応式一 2 >
[0042] 〔各式中 R、 X、 Y及び nは前記に同じ。 H alはハロゲン 原子を示す。 〕
[0043] 上記反応式一 2に示す方法によれば、 まず本発明誘導体 [1] と、 チォグリ コール酸とを縮合反応させて化合物
[0044] [5] を誘導する。 この縮合反応は、 例えばピリ ジン、 ピ コ リ ン、 ルチジン、 コ リ ジン等の塩基性不活性溶媒中で実 施できる。 反応温度としては約 0〜約 1 6 0 °C程度を採用 できる。 両原料化合物の使用割合は、 本発明誘導体 [ 1 ] に対してチォグリ コール酸を約 1〜約 1. 5倍モル量程度 とするのがよい。 反応は一般に約 1〜約 8時間程度で完結 する。 尚、 上記縮合反応系内には、 脱酸剤と して通常の有 機ァミ ン類、 例えばト リェチルァミ ン、 N, N—ジイ ソプ 口ピルェチルア ミ ン等の適当量、 通常本発明誘導体に対し て約 1〜 3倍モル量程度を共存させるのが好適である。
[0045] 尚上記鎗合反応によれば反応副生成物と して化合物 [6] が生成するが、 該化合物は例えば銅粉の存在下に加熱して 脱炭酸することにより容易に化合物 [5 ] に変換できる。
[0046] 次いで上記反応式一 2によれば、 得られる化合物 [ 5] を求電子性ハロゲン化剤を用いてハロゲン化処理すること により、 所望の化合物 [7] を収得できる。 該ハロゲン化 反応は、 例えば前記した特開昭 5 8— 1 5 9 4 8 9号公報 に記載の方法に準じて以下のように実施できる。 即ち求電 子性ハロゲン化剤と して単体の塩素、 臭素、 沃素や、 N— クロロ コノヽク酸イ ミ ド、 N —プロモコハク酸イ ミ ド、 N— ョー ドコハク酸イ ミ ド等を用いて、 酢酸、 ジクロロメ タン 等の不活性有機溶媒中で、 約一 2 0 °C〜約 3 0 °C程度で実 施できる。 特に上記ハロゲン化と して弗素化を行なう場合 は、 まず化合物 [ 5 ] を n —ブチルリチウム等の強塩基性 化合物で金属化させた後、 弗化過クロ リル等の弗素化剤で 弗素化処理するのがよい。
[0047] 本発明の 3 —ハロゲノ — 2 , 3 —ジフヱニルアク リルァ ルデヒ ド誘導体 [ 1 ] はまた、 それ自体'優れた脂質低下作 用を有しており、 例えば高コ レステロール血症、 高 ト リ グ リ セ リ ド血症、 高リ ン脂質血症、 高遊離脂肪酸血症等の高 脂質血症の治療及び予防剤と して有用である。
[0048] 従って、 本発明は上記本発明誘導体の有効量を含有する 高脂質血症治療剤及びその患者への適用による高脂質血症 の治療及び予防方法をも提供するものである。
[0049] 本発明高脂質血症治療剤は、 通常上記有効成分化合物と 共に製剤担体を用いて一般的な医薬製剤組成物の形態とさ れ実用される。 該製剤担体と しては製剤の使用形態に応じ て、 通常使用される充填剤、 増量剤、 結合剤、 保湿剤、 崩 壞剤、 表面活性剤、 滑沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤を例 示でき、 これらは得られる製剤の投与単位形態に応じて適 宜選択使用される。
[0050] 本発明薬剤の投与単位形態としては、 各種形態が治療目 的に応じて選択でき、 その代表的なものとしては錠剤、 丸 剤、 散剤、 液剤、 懸濁剤、 乳剤、 顆粒剤、 カプセル剤、 坐 剤、 注射剤 (液剤、' 懸濁剤等) 等が挙げられる。 錠剤の形 態に成形するに際しては、 上記製剤担体と して例えば乳糖、 白糖、 塩化ナ ト リ ウム、 ブ ドウ糖、 尿素、 デンプン、 炭酸 カルシウム、 カオリ ン、 結晶セルロース、 ゲイ酸、 リ ン酸 力 リ ゥム等の賦形剤、 水、 エタノール、 プロパノ ール、 単 シロップ、 ブドウ糖液、 デンプン液、 ゼラチン溶液、 カル ボキシメチルセルロース、 ヒ ドロキシプロピルセルロース, メチルセルロース、 ポリ ビニルピロ リ ドン等の結合剤、 力 ルポキシメチルセルロースナ ト リ ウム、 カルボキシメ チル セルロースカルシウム、 低置換度ヒ ドロキシプロ ピルセル ロース、 乾燥デンプン、 アルギン酸ナ ト リ ウム、 カンテン 末、 ラ ミ ナラン末、 炭酸水素ナ ト リ ウム、 炭酸カルシウム 等の崩壊剤、 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ ル類、 ラウ リル硫酸ナ ト リ ウム、 ステアリ ン酸モノ グリセ リ ド等の界面活性剤、 白糖、 ステアリ ン、 カカオバタ一、 水素添加油等の崩壊抑制剤、 第 4級アンモニゥム塩基、 ラ ウ リル硫酸ナ ト リ ゥム等の吸収促進剤、 グリセリ ン、 デン プン等の保湿剤、 デンプン、 乳糖、 カオリ ン、 ベン トナイ ト、 コロイ ド状ゲイ酸等の吸着剤、 精製タルク、 ステアリ ン酸塩、 ホウ酸末、 ポ リ エチレングリ コール等の滑沢剤等 を使用できる。 更に錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した 錠剤、 例えば糖衣錠、 ゼラチン被包錠、 腸溶被錠、 フィル ムコ一ティ ング錠又は二重錠、 多層錠とすることができる。 丸剤の形態に成形するに際しては、 製剤担体と して例えば ブドウ糖、 乳糖、 デンプン、 カカオ脂、 硬化植物油、 カオ リ ン、 タルク等の賦形剤、 アラビアゴム末、 トラガン ト末、 ゼラチン、 エタノ ール等の結合剤、 ラ ミ ナラ ン、 カ ンテン 等の崩壊剤等を使用できる。 坐剤の形態に成形するに際し ては、 製剤担体と して例えばポ リ エチレングリ コール、 力 カオ脂、 高級アルコール、 高級アルコールのエステル類、 ゼラチン、 半合成グリセライ ド等を使用できる。 カプセル 剤は常法に従い本発明の有効成分化合物を上記で例示した 各種の製剤担体と混合して硬質ゼラチンカプセル、 軟質力 プセル等に充填して調整される。 本発明薬剤が液剤、 乳剤、 懸濁剤等の注射剤と して調製される場合、 之等は殺菌され 且つ血液と等張であるのが好ま しく、 之等の形態に成形す るに際しては、 希釈剤と して例えば水、 エチルアルコール、 ポ リ エチレングリ コール、 プロ ピレングリ コール、 ェ トキ シ化イソステアリルアルコール、 ポリオキシ化イ ソステア リ ルアルコール、 ポ リ オキシエチレンソルビ夕 ン脂肪酸ェ ステル類等を使用できる。 尚、 この場合等張性の溶液の調 整に充分な量の食塩、 ブドウ糖又はグリセリ ンを本発明薬 剤中に含有させてもよく、 また通常の溶解補助剤、 緩衝剤、 無痛化剤等を添加してもよい。 更に本発明薬剤中には、 必 要に応じて着色剤、 保存剤、 香料、 風味剤、 甘味剤等や他 の医薬品を含有させることもできる。
[0051] 本発明薬剤中に含有されるべき一般式 ( 1 ) で表わされ る有効成分化合物の量は、 特に限定されず広範囲より適宜 選択されるが、 通常医薬製剤中に約 1〜 8 5重量%程度含 有されるものとするのがよい。
[0052] 上記医薬製剤の投与方法は特に制限がなく、 各種製剤形 態、 患者の年齢、 性別その他の条件、 疾患の程度等に応じ て決定される。 例えば錠剤、 丸剤、 液剤、 懸濁剤、 乳剤、 顆粒剤及びカプセル剤は経口投与され、 注射剤は単独で又 はブドヴ糖、 アミ ノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投 与され、 更に必要に応じ単独で筋肉内、 皮内、 皮下も しく は腹腔内投与され、 坐剤は直腸内投与される。
[0053] 上記医薬製剤の投与量は、 その用法、 患者の年齢、 性別 その他の条件、 疾患の程度等により適宜選択されるが、 通 常有効成分である本発明化合物の量が 1 日当り体重 l kg当 り約 0 . 5〜 1 0 Q mg程度とするのがよく、 該製剤は 1 日 に 1〜 4回に分けて投与することができる。 尚、 本発明誘導体は E体及び Z体の幾何異性体の形態を とり得、 之等各異性体も当然に本発明に包含される。
[0054] 以下、 本発明を更に詳しく説明するため、 本発明誘導体 の製造例を実施例と して挙げる。
[0055] 実施例 1
[0056] 3—ク ロロー 3— (4—フルオロフェニル) 一 2— (4— メ チルスルホニルフエニル) アク リ ルアルデヒ ドの製造 工 程 1
[0057] まず、 4—メチルスルホニルフエニル酢酸 1 1 0 g
[0058] ( 0. 5 1モル) と塩化チォニル 1 1 0 ( 1. 5 1モル) との混合物を、 9 0 °Cで 2時間加熱した。 反応終了後、 過 剰の塩化チォニルを減圧留去して、 塩化 4ーメチルスル ホニルフヱニルァセチル約 1 2 0 gを淡褐色固体として得 た。 これは単離精製することなく 引続く反応に供した。
[0059] 次いで、 フルォロベンゼン 2 0 0 中に無水塩化アルミ ニゥム 1 0 2 g (0. 7 6 5モル) を加えて懸濁させた。 次いで該懸濁液中に、 上記で得た塩化 4ーメ チルスルホ 二ルフヱニルァセチル 1 2 0 gのフルォロベンゼン 2 0 0 ^懸濁液を、 0〜 3 °Cで滴下し、 フルォロベンゼン 3 0 で容器を洗浄後、 2 0 °Cで 4時間撹拌した。 その後、 反応 混合物を氷水一塩酸中に少量ずつ加え、 一夜放置して生じ たガム状の固体を^取した。 伊液から有機層を分取し、 減 圧蒸留してフルォロベンゼン 2 0 0 ( 5 2 %) を回収し た。 炉取したガム状固体をジクロロメ タンに溶かし、 水、 5 %重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、 硫酸マグネシゥ ムで乾燥させた後、 ジクロロメ タンを留去して得られた結 晶をジェチルエーテルで洗浄することにより、 1— (4— フルオロフヱニル) 一 2— (4—メチルスルホニルフエ二 ル) エタノ ン 7 7 g ( 5 1 %) を淡黄色固体と して得た。 融点 : 1 7 3〜 1 7 6 °C
[0060] このものはシリカゲルカラムクロマ トグラフィ ー (溶出 溶媒 : ジクロロメ タ ンー齚酸ェチル) で更に精製した。 融点 : 1 8 1〜 1 8 3 °C
[0061] ! H - NMR (C D C ^ s ) : δ
[0062] 8 0 5 ( 2 H, d d, J = 8. 7 5. 4 )
[0063] 7 9 2 ( .2 H, d, J = 8. 3 )
[0064] 7 4 6 ( 2 H, d, J = 8. 3 )
[0065] 7 ¾ 7 ( 2 H, d d, J = 8. 4 8 4)
[0066] 4 3 8 ( 2 H, s ) 、 3. 0 6 ( 3 H, s )
[0067] また、 上記重曹水洗浄液より、 4ーメチルスルホニルフ ェ二ル齚酸 7. 4 g ( 7 %) を回収した。
[0068] 工 程 2
[0069] 1一 ( 4—フルォ口フエニル) 一 2— ( 4—メ チルスル ホニルフェニル) エタノ ン 5 4 g ( 0. 1 8モル) をクロ 口ホルム 5 0 0 Wと N , Ν—ジメ チルホルムア ミ ド 5 7 W ( 0. 7 4モル) との混液に懸濁させた液に、 氷—食塩水 浴中で冷却下撹拌しながら、 ォキシ塩化憐 6 0 £
[0070] (0. 6 4モル) を 3 0分間を要して滴下した。 滴下終了 後、 更に 2 0でで 2時間撹拌し、 次いで 1 8時間加熱還流 した。 その後室温まで放冷し、 反応混合物を氷水中に注入 した後、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を水及び飽和食 塩水で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥後、 濃縮して 得られた結晶をジェチルエーテル— η—へキサン ( 1 : 2 ) で洗浄することにより、 淡褐色固体の目的物 5 4 g ( 8 6 %) を、 E—、 Z—異性体混合物と して得た。
[0071] 1 H - NMR ( C D C ^ 3 ) : δ
[0072] [1 0. 5 5 ( s ) , 9. 6 6 ( s ) , 1 Η]
[0073] [ 8. 0 5〜 6. 8 7 (m) , 8 H]
[0074] [ 3. 1 1 ( s ) , 3. 0 3 ( s ) , 3 H]
[0075] このものをシリ カゲルカラムクロマ トグラフィ ー (溶出 溶媒 : ジクロロメ タ ン一酢酸ェチル) で精製することによ り、 E—異性体を得た。
[0076] 融点 : 1 4 9〜 1 5 0 °C
[0077] - NMR (C D C " ) : δ
[0078] 9. 6 6 ( 1 H, s )
[0079] 8. 0 3 ( 2 Η, d, J = 8. 0 ) 6
[0080] 7. 6 0 ( 2 H, d d, J = 8. 3 , 5. 0 )
[0081] 7. 5 0 ( 2 H, d, J = 8. 0 )
[0082] 7. 2 3 ( 2 H, d d, J = 8. 3 , 8. 3 )
[0083] 3. 1 1 ( 3 H , s )
[0084] 実施例 2
[0085] 3—ク ロロー 3 — (4—フルオロフェニル) 一 2— (4— メチルチオフエニル) アク リルアルデヒ ドの製造
[0086] ェ 程 1
[0087] まず、 4ーメチルチオフヱニル醉酸 1 5 8 g ( 0. 8 7 モル) と塩化チォニル 1 5 0 ( 2モル) との混合物を、 9 0 で 2時間加熱し、 反応終了後、 過剰の塩化チォニル を減圧留去して、 塩化 4ーメチルチオフヱニルァセチル 約 1 2 0 gを黒色油状物と して得た。 これは単離精製する こ とな く 、 引続く反応に供した。
[0088] 次いで、 フルォロベンゼン 6 0 0 » 中に無水塩化アルミ ニゥム 1 7 4 g ( l . 3モル) を加えて懸濁させ、 該懸濁 液中に、 上記と同様にして得た塩化 4ーメチルチオフエ ニルァセチル 1 Ί 5 gのフルォロベンゼン 1 2 0 ^溶液を. 0〜 3でで滴下し、 2 0 °Cで 3. 5時間撹拌した。 その後- 反応混合物を氷水一塩酸中に少量ずつ加え、 ジク ロロメ タ ンで抽出し、 ジクロロメ タ ン層を 5 %重曹水及び飽和食塩 水で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥きせた後、 ジク ロロメ タ ンを留去した。 得られた結晶を鲊酸ェチル—イソ プロピルエーテル (2 : 1 ) 3 0 0 に加熱下に溶解させ、 活性炭 1 0 gを加えて伊過した。 析出した結晶を^取する こ とにより、 1一 (4一フルオロフェニル) 一 2— (4— メチルチオフエニル) エタノ ン 9 2 g (4 0 %) を淡黄色 固体と して得た。
[0089] 融点 : 1 3 5〜 1 3 6 °C
[0090] このものはシリ カゲルカラムクロマ トグラフィ ー (溶出 溶媒 : ジクロロメ タン) で更に精製した。
[0091] 融点 : 1 4 0〜 1 4 1 °C
[0092] ! H— NMR C D C ) : δ
[0093] 8. 0 3 ( 2 H, d d, J = 8. 7 , 2. 0)
[0094] 7. 2 6〜 7. 0 9 ( 6 H, m)
[0095] . 2 1 ( 2 H, s ) 、 2. 4 6 ( 3 H, s )
[0096] 工 程 2
[0097] 1— (4一フルオロフ ェニル) 一 2— (4—メ チルチオ フエニル) エタ ノ ン 4 8 g ( 0. 1 8モル) をク ロ口ホル ム 5 0 と N, N—ジメ チルホルムア ミ ド 5 7
[0098] ( 0. 7 4モル) との混液に懸濁させた液に、 氷一食塩水 浴中で冷却下撹拌しながら、 ォキシ塩化燐 6 0^
[0099] ( 0. 6 4モル) を 3 0分間を要して滴下した。 滴下終了 後、 更に 2 0 °Cで 2時間撹拌し、 次いで 1 8時間加熱還流 した。 その後室温まで放冷し、 反応混合物を氷水中に注入 した後、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を水及び飽和食 塩水で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥後、 減圧下に 濃縮して得られた結晶をジェチルエーテル— n—へキサン ( 1 : 3 ) で洗浄することにより、 淡褐色固体の目的物 5 3 g ( 9 4 %) を、 E—、 Z—異性体混合物と して得た。 ! H - NMR (C D C ^ s ) : δ
[0100] [ 1 0. 5 5 ( s ) , 9. 6 4 ( s ) , 1 Η]
[0101] 7. 5 6 ( 1 Η, d d, J = 8. 4 , 5. 2 )
[0102] [ 6. 8 6〜 7. 3 3 (m) , 7 H]
[0103] [ 2. 5 1 ( s ) , 2. 4 3 ( s ) , 3 H]
[0104] このものをシリカゲル力—ラムクロマ トグラフィ ー (溶出 溶媒 : 酢酸ェチルー n—へキサン) で精製することにより、 E—異性体を得た。
[0105] 融点 : 1 3 1〜 1 3 3で
[0106] 一 NMR C D C ) : δ
[0107] 9. 6 4 ( 1 Η, s )
[0108] 7. 5 6 ( 2 Η, d d, J = 8. 4, 5. 2 )
[0109] 7. 1 5〜 Ί . 3 3 ( 6 H, m) 、 2. 5 1 ( 3 Η, s ) 以下本発明誘導体^:つき行なわれた薬理試験例を挙げる。 薬理試験例 1
[0110] 7週齢のウィスター系ラ ッ ト ( 1群 7匹) に、 被検化合 物の 0. 5 %カルボキシメ チルセルロース (CM C) 懸濁 液 (1 0 0 rngZ 5 日) を、 5日間経口投与した。
[0111] 最終投与 4時間後に採血し、 血漿中の ト リ グリセライ ド 量を、 ト リ グリセライ ド G—テス ト ヮコー (和光純薬工業 社製) を用いて測定した。 尚、 コ ン ト ロール群と して
[0112] 0. 5 % CM Cのみを投与した群を設けた 9
[0113] 結果を下記第 1表に示す。
[0114]
[0115] me a n ± S. D. 但し、 表中 *はコン トロール群に対して pく 0. 0 5を * *は同 P < 0. 0 1を示す。
[0116] 上記表より、 本発明化合物は、 優れた血漿 ト リ グリセラ ィ ド低下作用を有し、 高脂質血症治療剤と して有用である ことが判る。
[0117] 以下、 本発明化合物を用いた製剤処方例を挙げる。
[0118] 製剤処方例 1
[0119] 実施例 1で得た本発明化合物 2 5 0 g 結晶セルロース (日本薬局方品) 3 0 g コーンスターチ (日本薬局方品) 7 g タルク (日本薬局方品) 2 g ステアリ ン酸マグネシウム (日本薬局方品) 1 g 全 量 3 0 0 g 即ち、 上記処方に従い各成分を細かく粉末にし、 均一な 混合物となるように充分に混和した後、 所望の寸法を有す る経口投与用ゼラチンカプセルに充填して、 目的とする力 プセル剤 ( 1 0 0 0個) を製造した。
[0120] 製剤処方例 2
[0121] 実施例 2で得た本発明化合物 1 0 0 g 結晶性セルロース (商標名 「アビセル
[0122] p H 1 0 1、 旭化成工業㈱製) 4 0 g コーンスタ ^"チ 3 0 g テアリ ン酸マグネシウム 2 g 全 量 7 2 g ヒ ドロキシプ口 ピルメ チルセルロース
[0123] (商標名 「T C一 5」 、 信越化学工業㈱製) 8 . 0 g ポ リエチレングリ コール 6 0 0 0 2 . 4 g 色素 ' . 0 . 6 g 二酸化チタン 4 . 0 g 水 8 5 . 0 g 全 0 0 g 実施例 2で得た本発明化合物、 結晶性セルロース、 コー ンスターチ及びステアリ ン酸マグネシウムを取り、 混合研 磨後、 糖衣 R 8腿のキネで打錠する。 得られた錠剤をヒ ド ロキシプロ ピルメチルセルロース ( 「T C— 5 I ヽ ポリ エチレングリ コール 6 0 0 0、 色素、 二酸化チタン及び水 からなるフィ ルムコーティ ング剤で被覆を行ない、 上記組 成のフィ ルムコ一ティ ング錠 ( 5 0 0個) を製造した。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
① 一般式
〔式中 Rは炭素数 1 〜 6のアルキル基を、 X及び Yはそ れぞれ独立してハロゲン原子を、 また nは 0、 1又は 2をそれぞれ示す。 〕
で表わされる 3 —八口ゲノ 一 2, 3 —ジフヱニルァク リ ルアルデヒ ド誘導体。
② Xが弗素原子であり且つ Yが塩素原子である請求項① に記載の一般式で表わされる 3 —ハロゲノ — 2 , 3 —ジ フェニルァク リルアルデヒ ド誘導体。
③ 一般式
〔式中 R及び nは前記に同じ。 Zはハロゲン原子を示す。 〕 で表わされるハロゲン化フヱニルァセチル誘導体を、 ル ィス酸の存在下に、 一般式 〔式中 Xは前記に同じ。 〕
で表わされるハロゲノベンゼン誘導体と反応させて 式
0
R S (0) n X
〔式中 R、 X及び nは前記に同じ。 〕
で表わされるデソキシベンゾイ ン誘導体と し、 次いでこ れを N, N—二置換ホルムア ミ ドと酸化ハロゲン化物と で処理することを特徴とする請求項①記載の 3—ハロゲ ノ ー 2, 3—ジフヱニルアク リルアルデヒ ド誘導体の製 造方法。
一般式
0 H C ,Υ
R S (0) η X
〔式中 Rは炭素数 1〜 6のアルキル基を、 X及び Yはそ れぞれ独立してハロゲン原子を、 また nは 0、 1又は 2をそれぞれ示す。 〕
で表わされる 3—ハロゲノ ー 2, 3—ジフヱニルァク リ ルアルデヒ ド誘導体の薬理有効量を含有する高脂質血症 予防及び治療剤。
一般式
R S ( 0 ) η X
〔式中 Rは炭素数 1〜 6のアルキル基を、 X及び Yはそ れぞれ独立してハロゲン原子を、 また nは 0、 1又は 2をそれぞれ示す。 〕
で表わされる 3 —八口ゲノ 一 2, 3 —ジフエニルァク リ ルアルデ七-ド誘導体の薬理有効量を投与して高脂質血症 を予防乃至治療する方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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AU625123B2|1992-07-02|
AU5435690A|1990-11-16|
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CA2032489A1|1990-10-25|
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引用文献:
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法律状态:
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1991-05-02| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990906355 Country of ref document: EP |
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优先权:
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JP1/103981||1989-04-24||
JP10398189||1989-04-24||KR1019900702670A| KR920700198A|1989-04-24|1990-04-23|3-할로게노-2, 3-디페닐아크릴알데히드 유도체, 그의 제조방법 및 고지방혈증을 치료하기 위한 의약 조성물|
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